『第一に、お客様の本当の声に耳を傾け、人生観を尊重し、生き方も最期の迎え方もお客様の希望を叶える』
先述した、点滴を抜いてしまう男性の時のように、医療者としての判断(点滴をすれば体調がよくなる)と、ご本人様の希望(家で静かに死にたい)に悩んだ時、ご本人様の意思を第一に考え、自分の判断を押し付けることは絶対にしないこと。
『ルールや規律、お客様と約束した時間を守り、訪問スタッフで情報を共有し、ケアについて相談し身勝手な判断をしない』
いくら、素晴らしい看護を提供したとしても、国が決めた法令を遵守せずして診療報酬を受け取ることは出来ません。
サービスはチームで提供することを忘れないことでお客様の安心に繋がります。
『今日よりもさらに明日がよくなる努力を惜しまない。』
ケア提供をさせていただく中で、ただ血圧を測る。ただ入浴介助をする。誰でもできる仕事に満足せず、 今より更に満足いただける、その方の希望に寄り添いケアを展開する努力をしよう。
『更なる満足と希望に寄り添うケアのために、知識の吸収に励む』
未経験の医療機器、疾患、新しい薬など目まぐるしく発達する医療業界で、分からないことから逃げず、自らのために学習し、どんなお客様でも看れるようになろう。
『チームでの仕事においても、自分の業務遂行だけでなく仲間を助ける気配りを忘れない』
お客様だけでなく、ご家族のメンタルケアや環境の改善をするためには、多方面に気を配れないと気付かつきません。また、気付いても行動に移さなければ意味がない。
5つの想いに、共通しているのは、「これを守れば、自分自身が幸せになる事が出来る」です。
お客様に心から喜んでいただけ、感謝の言葉を惜しみなくいただく瞬間。
仲間と助け合い素晴らしい仕事を一緒に成し遂げられる喜び。
働くというより、輝く職場でありたいという願いを、社訓に込めました。