困難を越え理想の高齢者社会のカタチを
日本の高齢化が進む昨今、平成30年時点で 75歳以上の人口は3515万人。
全人口の4分の1。支える人口と支えられる人口のバランスの比率は私たち現役世代にとっても働くというステージから家族の介護という普段の生活においても大きな社会問題とも言えるでしょう。そんな中でピースは誕生しました。
平成11年介護保険法が制定され、在宅医療制度も整備され、病院ではなく在宅で治療を受けることが主流となりました。
そのような社会情勢の中、ピースは平成17年に開設し、訪問看護ステーションを名古屋市内に3拠点展開し今年で14年。
現在、看護師38名、セラピスト24名で、約450名のお客様宅に訪問し、看護師とセラピストが在宅医療をご提供させていただいております。
女性が多く活躍するピースでは、出産・育児を向かえ「母親と社会人の両立が叶う」仕事が継続できるよう、女性の立場から考え、各拠点に保育施設を併設することで、在宅支援を継続できる体制を整えました。
しかしながら、在宅での介護・医療には、ご病状によって限界があります。その場合には施設や病院でのケアが必要になります。
ピースの温かいケアをそのまま継続できるよう、2020年11月にナーシングホームピースガーデン守山を開設しました。
お客様がどう過ごしたいか、どのような最期をどう迎えたいか、関わった全ての方に全力でおもてなしの看護・介護でご支援させていただくことをピースは目指しています。
しかしそこで大きな壁となるのが介護施設の66パーセントが「人手不足」という少子高齢化社会の未来に向かう国家レベルの問題があります。
プロ意識を持つこと。介護士の接遇、ピースマインドの浸透がこの問題を解決していくためには最も大切だと私たちは考えています。⇨ピースマインドはこちら
介護士の資格には段階があり、初任者研修は1ヶ月で取得できます。看護師は最短でも3年。教育には大きな差があります。
しかし大切なことは教育による「知識の差」ではなく「お客様への責任」という精神の問題です。
また、人手不足が深刻な介護業界では、嫌になればすぐ転職が可能。
責任感や人の尊厳について教育を受ける前に、嫌になったらすぐ次の職場に移るという安易な選択が可能になってしまいます。
ピースの施設には、そのような考えの介護士は採用しません。
お客様の声に耳を傾け、人生観を尊重し、生き方も最期の迎え方もお客様の希望を叶えるため、心から相手のことを想い、
この人のために自分には何ができるのかを真剣に考えることができる人。自分の大切な人と同じようにお客様を大切にできる人。
社会人としての常識を持ち、約束を守るという当たり前のことが当たり前に出来る人。
今日よりもさらに明日が良くなる努力を惜しまない人。さらなる満足と希望に寄り添うケアのために、知識の吸収に励む人。
辛い時にこそ、仲間と助け合いチームワークで乗り切れる人。
ピースのスタッフは、全員が毎日キラキラ輝いて働いています。
毎日誰かに必ず「ありがとう」といわれる毎日は、必然と笑顔が溢れ身も心も幸せになります。
ピースでは、キラキラと輝けるスタッフ教育を目指し、社会的な問題である看護、介護職の離職を減らし、安心して超高齢化社会を迎えられる日本を創りたい。
全ての方が笑顔で幸せになる。と言うのがピースの真の目的です。
誰かが不幸になり自分だけが幸せになったり、その逆もまたありません。笑顔を与え、笑顔をいただき、幸せを与え、幸せをいただいているのです。
仕事や業界の枠を超え、どこに行っても通用するような社会のリーダーを育てていくことはピースの使命だと考えています。
実績や経験は全く関係ありません。志を持った未来を創れる皆様をお待ちしております。